ビジネスや旅行の際に利用する機会がある飛行機。どこの座席がおすすめなのかわからずに座席指定をしている方も多いのではないでしょうか。しかし、長時間乗ることも多いという面から快適性や目的別におすすめの座席が存在します。そこで今回は、飛行機の座席を快適性や目的別で選ぶ際の選び方を徹底解説します。
目次
飛行機の座席を快適性で選ぶならおすすめはどこ?
快適性を感じる座席というのは人それぞれ違うと思います。ここでは、どの座席にどんな快適性があるのかを調査しました。
前方
前方の席は、後方の席に比べると揺れが少なく、エンジン音も後方ほど大きくはないので、静かに過ごしたい方におすすめです。乗降ドアに近いというメリットもあるため、飛行機が到着したらすぐに降りることができます。
中間部
真ん中あたりの座席は、主翼の付け根に近いので揺れが少ないのがメリット。そのため、酔いやすい人や揺れが怖い人にはおすすめの座席です。一方、景色が見えないというデメリットもあり、中間部であれば窓際であっても主翼が邪魔して景色を楽しめない可能性があります。
主翼近く
両翼には強力な構造部品が使われており、墜落時の耐久性が相対的に高いと言われているため、安全性を求めるのであれば、おすすめの座席です。また、中間部と同様、揺れが少ないので酔いやすい人には良い座席でしょう。
非常口前
非常口前は、非常用の設備が設置されている関係でスペースが広くなっています。足を伸ばして座れる、窓際でも隣の人を起こさず通路に出られるなどのメリットがあるため、ストレスを感じず快適に過ごせるでしょう。
しかし、荷物を置くスペースが少ないというデメリットもあります。また、非常口前に座る乗客は緊急時にCAを補佐し、ドアの開閉や他の乗客の脱出の補助を行う義務が発生します。このため、15歳未満や幼児を同伴している場合は座ることができません。
グレードアップする
快適な空の旅のために「プレミアムエコノミー」を選ぶという手もあります。シート幅やシートピッチが広く、快適性が高いのが最大のメリットです。航空会社によって異なりますが、専用ラウンジの利用や手荷物の優先ピックアップなどのサービスを受けることも可能なので、予算に余裕がある方はぜひ利用してみてください。
飛行機の座席の選び方を目的別で調査!
続いて、飛行機の座席の選び方を目的別で調査しました。
ビジネス
ビジネスで飛行機に乗る場合におすすめなのは、前方でなおかつ通路側の座席です。この位置の座席であれば、トイレにもスムーズに行けますし、飛行機が着陸してからもさっと荷物を取って降りることができます。
カップル・夫婦
カップルや夫婦の場合、落ち着いて静かに過ごしたいという方も多いでしょう。その際におすすめな座席は前方〜中ほどの座席です。また、話をしながらフライトを楽しみたいという方は後方がおすすめです。
子連れ
子連れの場合、親が通路側、子供は窓側もしくは中央の座席を選ぶのがおすすめです。通路側は何かあった場合にCAさんを呼びやすいし、トイレへ行きやすいというメリットがあります。
また窓際は壁にもたれかかることができるため疲れにくいという利点も。しかし、窓際があいていない場合は、子供を通路側、親がその隣に座れる座席を確保してください。通路側であればある程度スペースを広く使えるため、子供の疲れが軽減されるでしょう。
最後に
今回は、飛行機の座席のおすすめを快適性や目的別に調査してきました。快適性についてはどんな快適性を求めるのか人それぞれ違うため、座席の特徴を知った上で選ぶと良いでしょう。
目的別の場合も、自分がどう快適に飛行機の中で過ごしたいのかで座席を確保するようにしてくださいね。